カンヌ国際広告祭2012 CYBER LIONS(サイバーライオン)グランプリ作品「Curators of Sweden」
スウェーデンが国の公式ツイッターアカウント(@Sweden)の管理・投稿権限を一人の国民へ一時的に付与しスウェーデンの「生の声」を投稿してもらうプロジェクト。管理権限は毎週別の国民が管理、投稿を行っています。
このプロジェクトの最大の特徴は投稿内容に関し国が検閲を行っていないという点。それによりネガティブな発言も投稿される可能性もあるのですが国民が抱く本当のスウェーデンをフォロワーに知ってもらおうという大胆な企画です。日本ではステマなどをはじめとした偽りのユーザの声を発信するマーケティング手法が話題となりましたがこの「Curators of Sweden」は全く逆。とても好感が持てる企画ですね。
すこし話がそれますがこの文章を書いているうちにアマゾンCEOが語った、カスタマーレビューに悪い意見も載せるワケという記事を思い出してしまいました。今回の「Curators of Sweden」という企画も一時的な旅行者数を増やすことが目的ではないんでしょうね。