カールステン・ニコライ
ドイツのアーティスト・音楽家(1965年生)。音楽、美術、科学の境界で活動し、音や光の周波数といった物理現象を題材に、複数の感覚に同時に働きかけるインスタレーション3を制作する。音楽家としては「アルヴァ・ノト(alva noto)」の名で活動し、電子音楽レーベル raster-noton の共同創設者としても知られる。
経歴
1965年、東ドイツのカール=マルクス2=シュタット(現ケムニッツ)生まれ。1985年から1990年までドレスデンで造園(ランドスケープ・アーキテクチャ)を学んだ。現在はベルリン3とケムニッツを拠点とする。2015年からドレスデン美術大学でデジタル4・時間ベースのメディアの教授を務めている。
作風
ミニマルな表現を基調に、グリッド2やコードといった数学的なパターン、自己組織化する構造を多用する。美術作品としては「Wolken」(2002年)、「Tired Light」(2007年)、「Moiré」シリーズ(2010年)などがある。1997年のドクメンタX、2001年と2003年のヴェネツィア・ビエンナーレ2に参加した。
音楽活動とレーベル
1994年にレーベル noton.archiv für ton und nichtton を設立し、1999年に Raster と合流して raster-noton となった。raster-noton はオラフ・ベンダー、フランク・ブレッチュナイダーとの共同で運営された。
アルヴァ・ノトとしては多くのコラボレーションを行っており、坂本龍一とは複数のアルバムを制作したほか、映画『レヴェナント:蘇えりし者』(2015年)の音楽を共同で手がけた。池田亮司とはユニット2「cyclo.2」を組み、ブリクサ・バーゲルトとは ANBB として活動している。
要確認
- raster-noton が2017年に raster と noton に再び分かれたとする情報(Wikipedia のみで確認)
- 生年月日(Wikipedia は1965年9月18日とするが、公式サイトでは生年のみ)