勁草書房
東京都文京区に本社を置く出版社。哲学・社会学・法律・経済学・政治などの人文・社会科学書を中心に刊行しており、とくに英米の分析哲学の翻訳書・研究書が多いことで知られる。1948年に金沢の百貨店「大和」の出版部として東京・銀座で創業し、1970年に株式会社勁草書房として独立した。
社名の由来
「勁草」は「勁(つよ)い草」の意で、中国の古典『後漢書』王覇伝の「疾風に勁草を知る(疾風知勁草)」に由来する。激しい風が吹いて初めて、倒れない強い草が見分けられるという意味の句である。命名したのは、当時学習院院長だった哲学者の安倍能成。
沿革
- 1948年4月12日 — 金沢の百貨店・株式会社大和の出版部として、東京・銀座7丁目で創業。創業者は大和創業者の孫にあたる井村寿二(1923〜1988)
- 1949年 — 「法学普及講座」の刊行を開始
- 1970年 — 創業から22年を経て、株式会社勁草書房として独立
主な刊行物
羽仁五郎『都市の論理』(1968年)、浅田彰『構造と力』(1983年)、『吉本隆明全著作集』、上野千鶴子『女という快楽』、橋爪大三郎『言語ゲームと社会理論』などがある。
要確認
- 銀座から現在の文京区水道(大和勁草ビル)へ本社を移した時期と経緯