コピミズム伝道教会
情報を複製し共有することを神聖な行いとみなす宗教団体。2010年にスウェーデン2で設立され、2012年1月5日に同国の政府機関である金融業務法政庁(Kammarkollegiet)によって宗教団体として登録された。スウェーデン語の正式名は Det Missionerande Kopimistsamfundet で、信者は「コピミスト」と呼ばれる。
設立
2010年秋、ウプサラで、哲学を学ぶ19歳の大学生イーサク・イェショーン(Isak Gerson)とグスタフ・ニーペ(Gustav Nipe)によって設立された。宗教団体としての登録申請は2度退けられ、3度目の申請で認められた。登録時点の会員はおよそ4,000人とされる。
教義とシンボル
「コミュニケーションは神聖である」という考えを軸に、すべての情報は自由に、制限なく流通すべきだとする。日本語版Wikipediaは基本信条として次の4つを挙げている。
- 全ての知識は全ての人のためにある
- 知識を検索することは神聖である
- 知識を循環させることは神聖である
- 複製する行いは神聖である
コピー・アンド・ペーストのショートカットキーである Ctrl+C と Ctrl+V を神聖な記号とする。名称の元になった「kopimi」は「copy me(私を複製せよ)」に由来する語で、自由な複製を歓迎する意思表示として使われる。情報をコピー機などで複製して分かち合う「kopyacting」と呼ばれる礼拝もある。
背景
著作権に反対し、ファイル共有を肯定する立場をとる。イェショーンはファイル共有サイト The Pirate Bay との関係を否定しているが、両者ともスウェーデンの反著作権団体 Piratbyrån と結びつきがあるとされる。2012年4月には、セルビアのベオグラードで初めての結婚式が執り行われた。
要確認
- 日本を含むスウェーデン国外の支部の実態(英語版Wikipediaはカナダ、日本、イスラエル、アメリカ21に支部があるとするが、日本での活動は確認できていない)
- 会員数の最新の状況